山田天満宮
- 名古屋三大天神 山田天満宮
- 山田天満宮とは
由緒
御祭神 菅原道真公
文教の祖神として、世の崇敬厚き山田天満宮は、贈太政大臣正一位菅原道真公の御神霊を奉祀する神社です。寛文12年(西暦1672年)四代将軍徳川家綱公が、教育・学問を広く世に広めるため、文教の政治を奨励しました。
当時尾張の国藩主徳川光友公は、家綱公の文教政治を重視し、文教の太祖と仰がれ、その生涯を通じて、垂範され「和魂・漢方・至誠・愛燐」人生の根本義の大道を示された贈太政大臣正一位菅原道真公の御神霊を太宰府(太宰府天満宮)より尾張の国並に、尾張藩の教育学問並び道真公の出世に肖るための祖神としてお迎えし、当宮の地尾張の国春日井郡山田の郷に、文教・出世・厄除祈願宮として奉祀し、尾張藩主を始め、藩士領民挙って朝夕当宮に、教育・学問の上達、開運出世、厄除を祈願遥拝致しました。
更に、光友公は、山田の郷の領民の守護神として御神霊を御鎮座お祀りしたのです。また当宮は、尾張藩(名古屋城)の鬼門の方位に位置するため、領民の「地相・家相・方位・日柄・厄除」等に由来する一切の災禍を除く八方守護神として祈願されています。
折から頻発した悪疫・天災・地変に際し、ご霊験大いにあらわれ山田天神信仰が庶民の間に広がり、崇敬者、日に月に多く繁栄を極め、学問の上達・開運出世・諸願成就・悪事災難除と御神徳は実に広大無辺にあらせ給います。
尚、国道19号線矢田川に架かる橋を『天神橋』と称していますが、この橋名は、当宮の御神威を敬仰致し、交通吉方安全を祈願し、当宮の社名を仰ぎ名付けたものです。
例大祭(れいたいさい)
山田天満宮の恒例祭の中で、最も重要な祭事です。
毎年10月25日午前10時より執り行われます。
方向祈願牛(ほうこうきがんうし)
当宮は名古屋城の鬼門の方位に位置し、八方除守護神としても祈願され、菅原道真公の方向祈願牛が祀られました。
牛のお顔を祈願される方位に向け、鈴に願いをこめて道真公にかけ、道真公に向かってお参りすると、合格・成績向上・就職成就の願いが叶うと云われています。
うそ替え神事(うそかえしんじ)
1年の災いを幸せに替え幸運を招くと云われている神事です。
毎年1月25日初天神に執り行われます。
神事当日のみ、天神様の守護鳥である鷽鳥(うそどり)を模して作られた「木うそ」が授与されます。
※「木うそ」は、数に限りがございます。
※予約は承っておりません。
撫で牛(なでうし)
自分の身体の病んだ部分を撫でた後、牛の同じ箇所を撫でるとよくなると云われています。
また、牛の頭を撫でると賢くなると云われています。